
酵素ドリンクを朝に飲んだほうがよいのか、それとも夜に飲むべきか迷っている方もいるでしょう。この記事では、酵素ドリンクを飲むおすすめのタイミングと、酵素が体に与える影響、酵素を摂るときのポイントについてお伝えします。
酵素ドリンクは朝に飲むのがおすすめ
酵素ドリンクを飲むタイミングは、いつでも問題ありませんが、とくにおすすめなのは朝です。実際に、酵素ドリンクを朝の食事に置き換えている方も多くいます。なぜ酵素ドリンクが朝に適しているのか、その理由を解説します。
栄養素を吸収しやすい
空腹時は、栄養素の吸収率が上がります。朝に空腹の状態で酵素ドリンクを飲むことによって、酵素ドリンクに含まれる栄養素を効率よく摂取できるでしょう。
また、空腹のままいきなり糖質の多いごはんやパンなどの主食を食べると、血糖値が上がりやすくなります。朝の食事前に酵素ドリンクを摂ることで、血糖値の急上昇を抑えられるのもメリットといえるでしょう。
胃腸への負担を抑えられる
朝ごはんを満腹になるまで食べると、食べ物を消化するために多くの消化酵素を使い、エネルギーを消費することになります。朝ごはんを酵素ドリンクに置き換えると、消化の負担が減り、胃腸のフル回転を避けられるのです。
酵素がもたらす体への好影響
酵素は、食べ物を消化するだけでなく、筋肉を動かす、細胞の新陳代謝をうながす、有害な毒素を排出するなどの、重要な働きを担っています。その種類はヒトの体内にあるもので約5,000種類ともいわれ、消化酵素、代謝酵素、食物酵素の3つに分かれます。
酵素ごとの特徴と、体に与える影響について見ていきましょう。
消化酵素の働き
消化酵素は口や胃腸に存在する酵素で、食べた食物を分解し、栄養素を吸収しやすい状態にします。酵素の種類によって、作用する食物成分が異なるのが特徴です。
たとえば、だ液に含まれるアミラーゼはでんぷんを分解し、胃液に存在するペプシンは、タンパク質を分解します。すい液に含まれるリパーゼは脂肪を分解するのです。
代謝酵素の働き
消化酵素の働きによって体内に取り込まれた栄養素は、全身へ運ばれ、代謝酵素の力でエネルギーとして利用されます。代謝酵素はさまざまな生命活動に関わり、呼吸や運動、免疫機能の維持、新陳代謝、老廃物の排出などを円滑に行う役割を担っています。
食物酵素の働き
食べ物には食物酵素が含まれ、食物酵素を豊富に含んだ食品を食べると、消化酵素の働きをサポートしてくれます。食物酵素が多い食べ物は、鮮度の高い野菜や果物、魚、発酵食品などです。でんぷんを分解するアミラーゼは、大根やブロッコリー、にんじん、かぼちゃなどの野菜に多く含まれています。
タンパク質を分解する働きをもつプロテアーゼを含む食品は、納豆やキウイ、りんご、パイナップルなどです。脂肪分解酵素であるリパーゼは、味噌やアボカド、ほうれん草などに多く含まれています。
酵素を摂取する際の注意点を紹介
酵素を食べ物や飲み物から摂取するときは、酵素の力を十分に活かせる摂り方を心がけましょう。酵素を摂るときの注意点について、詳しくお伝えします。
高温は避ける
酵素の主成分はタンパク質のため、これらの食物酵素は加熱によって働きを失ってしまいます。食物酵素を摂りたい場合は、野菜をサラダにして食べたり、フルーツを生のまま食べたりするのがおすすめです。
野菜をスープにして煮るよりも、果物やハーブなどと一緒にミキサーにかけて野菜ジュースやスムージーにして飲んだほうが、食物酵素をしっかり摂れるでしょう。
酵素以外の栄養素も摂る
酵素の一部は、補酵素と呼ばれる栄養素がないと作用しません。そのため、酵素を摂るだけでなく、補酵素もあわせて摂取する必要があります。補酵素にはいくつか種類があり、それぞれ異なる役割を持っています。
ビタミンB1はチアミンと呼ばれ、糖がエネルギーに変わるのをサポートする補酵素です。豚肉や大豆、玄米ごはん、うなぎ、たらこなどに含まれています。
ビタミンB2は、糖質・タンパク質・脂質の代謝に関わる、リボフラビンと呼ばれる補酵素です。納豆や豚・牛レバー、うなぎ、牛乳、アーモンドなどに多く含まれます。
ビタミンB6は、ピリドキシンという補酵素です。アミノ酸やタンパク質の代謝、吸収をサポートしています。ビタミンB6を含む食品は、まぐろの赤身かつお、豚ヒレ肉、鶏ムネ肉、バナナ、アボカド、カリフラワーなどです。
ビタミンB12は、アミノ酸や脂質の代謝を助ける補酵素として働きます。あさりやしじみ、さば、さんま、いくら、牛・鶏レバーなどに含まれますが、植物性食品にはほとんど含まれません。
ビタミンB群のひとつであるナイアシンは、酸化還元酵素の補酵素として働き、アミノ酸や脂質の代謝に関わっています。また、アルコール分解酵素の補酵素でもあります。ナイアシンを含む食品は、たらこやまぐろ、かつお、さわら、鶏肉、玄米ごはん、落花生などです。
マグネシウムは、補酵素としてさまざまな酵素の働きを助けています。大豆や乾燥ひじき、アーモンド、ほうれん草、まぐろ、かつお、玄米ごはんなどに多く含まれています。
まとめ
酵素ドリンクは朝晩どちらのタイミングで飲んでも大丈夫ですが、栄養素の吸収や胃腸の負担を減らすという意味では、朝に飲んだほうが効果的です。酵素はわたしたちの生命活動における重要な役割を担っていて、食べ物から摂る食物酵素は、体内酵素の働きをサポートしてくれます。酵素ドリンクを食生活に取り入れて、体に必要な栄養素をバランスよく摂りましょう。
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