
酵素ドリンクには豊富な栄養素が含まれていますが、なかには糖質が多めの商品もあります。この記事では、酵素ドリンクで糖質の摂りすぎになる原因や、糖質を抑えた酵素ドリンクを選ぶコツについて解説しています。
酵素ドリンクが血糖値上昇につながる原因
健康やダイエットに効果的な飲み物として注目される酵素ドリンクですが、飲み方や商品の選択によっては、血糖値を上昇させてしまう場合があります。なぜ酵素ドリンクで血糖値が上がるのか、その理由について解説します。
原材料に含まれる糖質
糖質には、穀類や果物、はちみつなどに含まれる単糖類、砂糖やさとうきび、てんさいなどに含まれる少糖類、いも類や豆類などに含まれる多糖類といった種類があります。食品から摂った糖質は、体内でブドウ糖に変わり、エネルギー源として活用されるのです。
しかし、糖質をたくさん摂ると、エネルギーとして使われなかった分は中性脂肪に変換され、脂肪細胞として蓄えられます。中性脂肪の増加は肥満や生活習慣病につながる可能性があり、糖質の摂りすぎには注意が必要です。
また、糖質の摂取量が多いと、血糖値が急上昇したあとになかなか下がらなくなります。その状態が続くことで、血管の内壁が損傷し、動脈硬化を招くリスクが高まるでしょう。
フルーツの果糖
酵素ドリンクは原材料にフルーツを使った商品があり、フルーツの果糖にも注意してください。フルーツを加えると甘くなって飲みやすくなりますが、果糖も糖質のため、摂りすぎることで中性脂肪の増加や血糖値の上昇を引き起こします。
キウイやりんご、ベリー類は血糖値を上げにくい果物ですが、ぶどうやパイナップル、バナナ、柑橘類は血糖値を上げやすいといわれています。果汁をしぼったジュースは食物繊維が少なく、血糖値が上昇しやすいため、果皮や果実ごと使った酵素ドリンクを選ぶとよいでしょう。
糖質が少ない酵素ドリンク選びのコツ
健康に気を遣っている方や、ダイエット中の方が酵素ドリンクを飲む場合は、糖質が少ない商品を選びましょう。具体的な選び方のポイントをお伝えします。
原材料をチェック
フルーツが多く配合された酵素ドリンクは、糖質が高めです。原材料名の欄をチェックして、最初に果物の名前が並んでいる商品は、フルーツの配合量が多い可能性があります。
砂糖やはちみつ、てんさい糖、粗糖などの糖類が原材料名の最初のほうに記載されていないかどうかも、確認しましょう。一方で、野菜やきのこ、海藻類を中心とした酵素ドリンクは、糖質が低めです。
栄養素のバランス
糖質が少ないことに加えて、栄養素をバランスよく含んだ酵素ドリンクを選ぶことも大切です。栄養素が豊富な酵素ドリンクには、アミノ酸やミネラル、ビタミン、ポリフェノールが含まれています。
アミノ酸は、タンパク質をつくるもとになる栄養素です。20種類のアミノ酸が結合することでタンパク質を構成していますが、ひとつでも欠けるとタンパク質は合成できません。ミネラルは、筋肉や骨、血液などの構成成分になるほか、体の機能を維持する作用にも関わっています。
ビタミンは、食べ物から摂った糖質やタンパク質、脂質が分解・合成され、エネルギーに変わるのを助ける栄養です。ポリフェノールは、植物に含まれる成分で、体によいさまざまな効果が期待できます。
ポリフェノールの代表的なものは、ベリー類に含まれるアントシアニン、大豆に含まれるイソフラボン、柑橘類に含まれるルチンなどです。
体内酵素を効率的に増やすためのポイント
ヒトの体内でつくられる酵素を体内酵素といい、体内酵素は消化酵素と代謝酵素の2つに分かれます。ここでは、消化酵素のはたらきをサポートし、代謝酵素を増やすためのポイントをご紹介します。
酵素を含んだ食品を摂る
生野菜や果物などには、食物酵素が含まれています。食物酵素は、消化酵素のはたらきを助け、消化をよくして代謝酵素の増加を促します。生野菜を食べる場合は、すりおろすと野菜の細胞壁が壊れ、食物酵素を取り込みやすくなることが分かっています。
生の大根をすりおろした大根おろしは身近な調理法ですが、にんじんや玉ねぎも、すりおろすことで食物酵素の効果がアップするでしょう。果物で消化酵素を多く含むのは、パイナップルやグリーンキウイ、完熟バナナ、アボカドなどです。
発酵食品を食べる
発酵食品は、微生物のはたらきによって多くの酵素が生み出され、酵素の力で栄養素が消化吸収しやすい状態に分解されています。そのため、発酵食品を摂ると消化酵素を無駄に使わず、代謝酵素を効率よく増やすのに役立ちます。
発酵食品と呼ばれるのは、納豆やヨーグルト、チーズ、発芽玄米、キムチ、しょうゆ、味噌などの食品です。
ストレスを溜めない
ストレスが溜まると消化酵素の分泌量が減り、消化不良によって未消化となった食べ物が腸内の悪玉菌によって異常発酵を起こします。このような腸内環境の乱れは、腸だけでなく体のさまざまな組織に影響を与えるため、日ごろからストレスを溜めない生活を心がけましょう。
まずは、十分な睡眠と運動を習慣づけることがポイントです。睡眠不足は集中力や判断力の低下、気分の落ち込み、イライラ感といった不調を引き起こし、ストレスの蓄積につながります。
疲れを感じたら、早めに就寝して睡眠時間を確保しましょう。ストレス解消には、運動も効果的です。筋トレのようなハードな運動でなくとも、ストレッチやウォーキングなど、軽く体を動かす程度の運動を日常的におこなうようにしましょう。
まとめ
酵素ドリンクには、糖質を含む原材料が使われていることがあります。糖質の摂りすぎが気になる方は、商品を選ぶときに原材料をしっかりチェックしてください。糖質が少なめの酵素ドリンクで、健康な体づくりを目指しましょう。
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